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デートの後で①
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「……んっ……あ…ああ…やぁ……」
先程からずっと全身を駆け巡る快楽に真白は喘ぎ、厭らしく乱れている。
体には何も身に纏っておらず、産まれた時のままの姿で佐伯から与えられる愛撫に翻弄される
。佐伯の部屋の大きなベッドの上で自分でも今まで聞いたことがないような嬌声をあげてしまい、恥ずかしさで身悶える。真白の上に覆いかぶさっている佐伯は真白が逃げようと身を捩ると、真白の体を引き戻し更に快楽を与える。
佐伯は真白の反応を窺いながらゆっくりとした手付きで真白の身体を撫でる。その手を追うように唇を落とす。首筋、胸、脇腹、足の付け根とゆっくりじっくり味わうように舌を這わせる。
胸の突起を舌で転がしてやれば面白いように真白が反応する。鼻に掛った甘い声で鳴き体がピクンと跳ね上がる。
「ああ!ぃや…!いた…!」
突起を摘まんで軽く引っ張り上げ、反対側には甘噛をしてやる。暫くそれを続けていると真白の嬌声がどんどん甘さを増して、さらに佐伯を煽っていく。真白の乳首はぷっくりとピンク色に腫れツンと尖り厭らしくなっていく。
「可愛いね、乳首だけでこんなに感じて…」
突起に唇を寄せながらそう呟けば、真白は更に顔を赤くして両手で顔を覆う。恥ずかしがって、それでも快楽に身悶える真白の顔を見たい佐伯は真白の顔を隠している両手を掴んでその行為を諌める。
「顔を隠すなよ。お前の可愛い顔が見られない。気持ち良くって蕩けてるお前の顔が見たい」
「そ、そんな…の…見なくていい…あっ…!」
反抗的な真白を黙らせるように、突起を引っ掻いてやる。体をビクビクと小刻みに痙攣させ快感に支配させていく真白は眉を顰め佐伯を睨む。そんな顔をされても佐伯を煽るだけなのだが真白はそんなことは分からない。
「なんで? 俺が見たいのに、お前はなんで隠すの?」
なんでと聞かれても、恥ずかしいからに決まっている。佐伯はきっと分かっているのにそうやって意地悪をしてくる。この上司は、どうやらただ優しいだけではないようだ。
だいたい、なぜ、いつの間にこういう事になったのだろう。頑張って定時に仕事を終えて佐伯と一緒に会社を出て、美味しいイタリアンの店があるからと連れて行ってもらった。食事は佐伯の言うように本当に美味しかった。あまり好きではなかった赤ワインも佐伯が選んでくれたものは、飲み易くて少し飲み過ぎたように感じたぐらいだった。
だからといって記憶がなくなるほど酩酊していた訳ではない。ということは、そういうことなのか。
自分も佐伯に期待して、佐伯の住んでいるマンションに来たのだろう。明日は休みで弟もきっと来ないから、ゆっくり出来るんだと気が楽になっていた所に、佐伯が家に招待してくれた。
佐伯がそのまま風呂へと促し一緒に入り、ひどく恥ずかしすぎる行為をさせられ半泣きでいるところ有無を言わさず、この広いベッドに放り込まれた。また放られたと少しショックだった。自分はそんなに背が高い訳ではないが低くもないのに佐伯の力は真白を翻弄させる。自分の非力さに情けなく思う。佐伯にされるのは嫌ではないけれど、こうもポンポン簡単に放り投げられるとさすがに情けない。
「また考え事?ホントに余裕だね、水上」
「いった…!ああっ!」
そう言うや否や佐伯は強めに真白の胸の突起を吸い上げる。
もう片方の突起の根元を摘まみ上に引っ張り上げる。
真白は痛みを感じて声を上げたが、痛みの後に追ってくるような感覚に戸惑う。ビリビリとした快楽の感覚が痛みと混ざって体を駆け巡る。そんな感覚に気をとれていると、急に佐伯が真白の体をうつ伏せにひっくり返した。
快楽の波に浮かんでいる真白が息をひそめ様子を窺うが、佐伯の手は止まったまま動かない。もっと触って欲しいのにと顔を佐伯の方へ向けると、難しい顔をして、真白の背中を凝視する佐伯が見えた。
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