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愛し、愛されて
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“自分で脱いで”
耳元で囁き、押さえつけていた手首を解放する。
ベッドの淵に座り 余裕な顔して佐伯さんを煽って。
知ってるよ。
佐伯さんがどんな風にされるのが好きかなんて。
「全部脱げたら、自分でシてていいよ」
一瞬戸惑ったような顔を見せる。
だけどそれはすぐに嬉しそうな顔に変わる。
「は…いッ…」
衣擦れの音。
それが止むと聞こえてくる、淫靡な音。
そして気持ち良さそうな声。
「ふ…ん……ぁ…ッ…あ…」
蕩けた顔しちゃって。
「すごいね、ゴムの中ドロドロ」
屹立に腕を伸ばし、指でピンッと弾く。
呻くような声と弓なりにしなる身体。
「…なに、もうイッたの?」
「ぁ…う…ッ…、んんッ……ぅ…」
啜り泣くような喘ぎ声と扱くのをやめない手。
…ちょっと、苛めてあげようかな。
“お仕置き”だもん。
「ん…ゃ……やだ…ッ…、あぅ…う…!!」
手淫を続けていた両手を片手で押さえ、ナカで暴れていたローターを引き抜く。
夕日は既に沈み、街は暗闇に包まれかけていた。
「抜い…ちゃ、やだぁ…!! ナカ…入れたい…ッ」
もどかしさからか双眸を潤ませる佐伯さん。
「ダメ、“お仕置き”なんだから…」
啄むように乳首に吸い付く。
舌先で擽って、軽く歯を立てて。
「ん…ぁ…、い…や……ッ…そこ…ばっかり…」
「ッ…いやならやめるね」
…俺ってこんなに意地悪だった?
「ゃ…や、じゃない……です…ッ…」
…でも、仕方ないよな。
「そっか、…じゃあ立って」
…だって佐伯さんが。
「あの窓の前まで行こうか」
…こんないやらしい顔するから。
**
「…誰かに見られちゃうかもね」
大きな窓。
向かいに見える高層ビル。
「ぁ…や…ッ…、そ…んな…ぁあ…!!」
ローターのお陰で十分に解れたソコに二本の指を穿つ。
コンドームから漏れた液体が潤滑油となり、抵抗もなく這入った。
「恥ずかしいね…、こんな格好して」
窓に擦れる二つの敏感な器官。
大きく開かれた足と だらしなく開いた口。
「…ぅ…あ、…や…やだ…ぁッ…」
そう言ってる割には すごい締め付けてくるし。
…案外見られるの、好きなんじゃないの?
「…ほんと? …ほんとに嫌?」
答えなんてもう、わかりきってるんだけど。
…だって知ってるから。
佐伯さんがモノ好きだってことくらい。
「ゃ…じゃ…ないッ…、こ…ふん、するッ…ぅ」
わざわざ言わせる理由なんてたった一つ。
これでまた、お仕置きしてあげられるから。
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