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部長の苦悩
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「んッ…ふ、ぁ…も…宗司(ソウジ)さ…ん」
暫く 一点への刺激を続けていると
しびれを切らしたように 桐谷は名前を呼んだ。
甘ったるいその声にソコから口を離し
じっと顔をのぞき込む。
「でんき…消して、ください…ッ」
紅潮した顔と 上がった息、困ったように下がった眉。
彼の色気にごくりと唾を飲み 小さく息を吐き出した。
「…ん、…これでいいか?」
サイドテーブルにあったリモコンで照明を消し、
代わりに間接照明をつける。
オレンジ色の光に照らされた彼は
さっきよりもさらに色気を増した気がした。
「…は…い、…あと…その…ッ…」
桐谷が身じろぐとシーツの擦れる音がする。
不思議とその音すらも艶かしく聞こえて。
「…し、たも…さわっ…て…?」
口の中で呟かれた言葉は確かに耳に届いていた。
でも。
「…え?」
聞こえないふりをしたのは ただの意地悪なのか。
それとも 自分を欲しがる声を聞きたかったからなのか。
どうか 前者であって欲しいと、密かに思った。
「だ、から…ッ…下…も…」
“触ってください”と耳元で囁かれれば
我慢など出来るはずがなかった。
緩いスウェットと下着を一緒に下ろすと
“男”を象徴する性器が現れる。
ぼんやりとしか形はわからないものの
触れるとソコは微かに濡れているのがわかった。
「は…ぁ、う……んッ…んん…ぅ」
そそり立った性器は 自分のとはわけが違っていた。
強くしたら壊れてしまうんじゃないかというほど
色も大きさも違っているのだ。
「…ぁ、そ…じさん…そうじ…さんッ…」
優しく扱いてやるだけで 瞳はどんどん潤んでいく。
何度も俺の名前を呼び
日差しを知らない白い手がシーツを掴んでいた。
「ふ…ゃ…、それ…や…ッ…ぅ……!!」
指先で鈴口を擽ると ギュッと目を瞑りながら達した。
重力に従って零れた涙をそっと拭い
荒い呼吸を繰り返す桐谷に啄むようなキスをする。
掌に包まれた性器は未だ固さを保っており
やっぱり年の差を感じた。
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