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ぼ
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思わず言ってしまった…
ど、どうしよう?
怒っちゃった?かな?
「い、今のは忘れてーーぅぅっ…」
無表情なまま僕の髪を掴んで僕の頭をすぐぞばにあるテーブルの角に何度もぶつけられた。
はぁっ…
痛い…
久々な感覚だ。
痛いなんてとっくに忘れてたと思った。
血がダラダラと流れてきて痛みで気を失いかけたら
パッと僕の頭を離しテーブルの下へと倒れた。
顔を上げたら氷のように冷たい目つきで僕を見下ろしている…
そぉっと僕の前にしゃがみ込んで僕の首に指が絡みギュッと締められる…
どうして…
「俺を好きだって?ふざけてるのか?」
首を絞められて、抵抗もできなくて、もちろん喋る事も出来なくて、でも俊介さんにそんな、何も映ってない目で見つめられたくなくて…
殺されるかもしれないけど手を伸ばしてみた。
そしたら僕の首から手を離し僕は床にバタッと倒れた。
「っはぁっ…おぇっ…」
必死に酸素を求めながら俊介さんを見上げる
何を考えてるの?
どうして…こんな…
「しゅ…けさ……っ」
頭を散々角にぶつけられたから言葉もはっきり言えないけど…
でも…
「どし…て…?」
知りたかった。
僕が勝手に彼を好きになっても別に彼にどうこうしてもらいたい訳じゃないのに…
好きになっちゃダメだったのかな?
「おい、立て」
答えてはくれないんだ…
「はやく、立て」
立てない。なんて言ったらまた殴られるのかな?
でも立たないと…
脚に力を入れて立とうとしてるのに…僕は何故か震えてて…力が入らなくて…ガクッと倒れるだけで…
立たないと!
怒らせちゃう…
「立てない…か?ふーん」
そして俊介さんは容赦なく僕の腹に蹴りを入れて僕を足から引きずりあの真っ暗な部屋に移動した。
少しづつ蘇ってくる…
無くしかけていた感情が。
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