アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
《廻らぬ歯車》15
-
「うるせぇ、俺は怒ってんだ!何度も何度もみずき騙しやがって、少々痛い目みりゃいいんだ!」
相当怒っているらしく、さらに壁に抑えつけながら言い放つヨシ。
「っ…」
「ヨシ、アキラが悪いって決まったわけじゃないだろ、話聞かなきゃ」
「聞くまでもねぇ!コイツが何か仕掛けたに決まってるだろ!」
「ヨシ落ち着けって!アキラ、みずきが朝起きたら血が自分の手やシーツについてたって言ってたんだ、みずきは怪我してなかったみたいだからアキラがどこか怪我してるんじゃないかって心配してたんだ」
「……」
昨日は帰ることで精一杯で後のことまで考える余裕がなかったけれど…
それが余計みずきを傷つけてしまった。
俯くアキラ。
「なんで、ああゆう状況になったか説明しろよ!みずきは身に覚えのないことで苦しんでるんだ!」
「……」
問われても、複雑過ぎてすぐに返事が出来ない。
「…どうせお前のヘタな演技だろッ、みずきが人を傷つける訳ねぇ…あらかたみずきに睡眠薬でも飲ましてその間に血のりでも撒いたんだろ、みずきを騙して、みずきを悪者にして勝手な理由で別れる為に!!」
苛立ったまま言うヨシ。
「…違っ」
首を振るが、ヨシの言っていること…
間違いだけではないその痛い言葉が胸を刺し貫く…
「違わねぇだろッ!怪我なんかしてねぇくせにっ!」
ヨシは怒りのまま、アキラの両手首を左手で拘束し、右手で裸のアキラの後ろの窄みに人差し指と中指を強引に挿入する。
「ァ!痛ッ…や、ッぅ、痛ぃ!」
内側についた昨日の傷がまだ癒えておらず激しい痛みに身体が硬直し、抑えられず呻くアキラ。
「ちょ、ヨシ!!やめろっ!!」
驚いてルードも止めに入る。
「……!?」
ヨシもナカのヌルッとした感覚に驚き、アキラを解放し指を抜いて見る。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
126 / 246