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悩み中
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なんでだろう。さっきは龍くんのことが頭から離れなかったのに
今度は涼くんも加わって頭をまわってる。
しかも、葵から言われた『お似合い』という言葉が流れっぱなしだ。
別に嫌ではないんだよ。別にね。
でも、初対面だよ!? ありえないでしょ!!!あーーもー何なんだよ。
「あのさ、百川いる?」 ,,,,,,,
クラスの女子が騒いでると思ったらドア付近で深瀬兄弟がスタイリッシュに立っていた。
「は、はい。ここにいます!」
さっきまで、双子のことを考えてたからびっくりして声が裏返っちゃった。
「あ、いたいた。」
「「ちょっと、一緒に来てくれる?」」
2人が僕を見ながら同時にしゃべった。
って、ぼぼぼ僕!?
「いーなー。」
「私も誘って欲しー」
「百川くんばっかズルイー」
いやいや、変わってほしいよ。だって二人とも男の人だよ!?
そんで、僕は男の娘だよ!?いくら僕が可愛くても付き合わないよ。
そして、
屋上に続く階段の踊り場
「あの、何か用でも?」
焦るや否やであたふたしたら、屋上に続く階段に着いていた。
ってなんで僕はホクホク着いてってんだよー。
「お前が百川優か?」
龍くんが低い声で尋ねてくる。
怖い。けどとってもカッコイイ。
「こら、龍ってばそんなんじや、怖がっちゃうじゃん
ゴメンね。悪気はないんだけどね」
そのあとに涼くんがきらめく笑顔で謝った。
キラキラした優しいオーラがいっぱい出てる。
「いえ、大丈夫です。」
「「じゃ、言うよ」」
二人が一緒に言いながら僕を壁まで追い込み、両側に腕をつき顔を近づける。(壁ドン)
「僕と」
「俺と」
「「付き合ってくれ。」」
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