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父親の思い
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父「…………………………衛輔。」
夜「な、なに?」
父「相手は、黒尾くんかい?」
夜「………そうだよ。」
父「…やっぱり。夜久はそのお腹にいる子供を、「俺、産むから。」…そうだよな。」
母「私はね、賛成したの。衛輔に産んでって言ったの。」
父「そうか…。」
夜「俺…産みたいんだ。この子はしっかり育てるし、最初は迷惑かけるかもしれないけど…それでも俺は…!「いいよ、産みなさい。」……え?」
父「だから、産んでいいよって言ったの。」
夜「…ほんとに、いいの?」
父「当たり前だよ。そりゃちょっとは驚いたさ。でも、衛輔が産むって言った時に、すごく嬉しかった。」
夜「父さん…。」
父「それに、可愛い孫が見れるんだ。こんな幸せな事はないよ。」
夜「ありがとう、父さん。」
父「感謝を言われる事は何も言ってないんだけどなー。」
母「…ふふっ。(良かったわね、衛輔♡)」
夜久の両親はどちらとも反対をしなかった。寧ろ、喜んでくれたのだ。その幸せが夜久にとっては、とても嬉しかった。
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