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弁当を食べた後、一人寂しく酒を飲んでいるとおつまみがなにもないことに気づいた。
ちょっとめんどくさいけどコンビニに買いに行こうかな。
外を見ると、雪が降っていた。
この街、雪なんてあんまり降らないのに珍しいな。
なんて思いながらコートを羽織った俺は、ドアを開けて外に出た。
8時だけど、冬だからなかなか暗い。
特にこの公園なんか、今にもなんか出そ………って、あれ?
なんか、うずくまってる人影が、見えるんですけど。
あれはもしや、お、おおおば、おばけ………!?!?
腰を抜かしそうになっていると、そのおばけ的なやつは俺に気づいたのか、顔を上げた。
「ヒッ!?」
やっべえ、情けない声出た。
手足が少し震える。
しょうがないじゃん、俺ビビりなんだよ!!
そろりと目線をおばけ的なやつに向けると、目が合った。
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