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タカさんの手が、不意に俺から離れる。
視覚を奪われ、タカさんの気配も温もりも感じられず、俺はどうしようもなく焦り、不安になる。
「や、どこ・・・?タカさ・・・っ」
闇雲に手を動かすが、タカさんに触れることは叶わない。
不安で泣きそうになるのをグッと堪えていると、
「ゆうと、こっちだよ」
タカさんの声が俺を呼んだ。
どこにいるかはわからないが、部屋に一人置いてきぼりにされたわけではなかったと、ひとまず胸を撫で下ろす。
必死で声のする方へ手を伸ばす。
「タカさ・・・タカさんっ」
温かなタカさんの体温に指先が触れると、俺はタカさんに抱きついた。
タカさんがいなくなる焦燥と恐怖から救い出され、俺は堪えていた涙が溢れ出るのを感じる。
「わぁっ!ゆうと、怖かったのか?ごめんごめん。大丈夫、ゆうとを置いてどっか行ったりしねぇよ」
頬を伝う涙を拭うタカさんの手は、優しかった。
「・・・んっ」
タカさんが、俺の腰に手を回す。
ただ、それだけのことですら敏感になった俺の肌には刺激が強すぎた。
タカさんは、俺を安心させるために優しく指を滑らせ、さすってくれただけなのに、感じてしまう。
「けどさ、怯えるゆうとはめっちゃ可愛かった。なんかエロいし」
耳朶を噛みながら囁くタカさんの声には欲情の色が混じっていて、俺を甘く蕩けさせる。
「あんっ・・・んぅ・・・っ」
「なんもしてねぇのに、ゆうと感じてんの?ヤバい・・・ちょうエロい」
そう言うと、タカさんは俺のまだ固く閉ざされた蕾にローションを塗り込む。
「っ・・・ふっ・・・あ、あぁっ」
「ゆうとの中、ヤバい・・・すげぇトロトロで熱い」
ぐちゅっぐちゅっ。
タカさんの指に俺のソコは従順に開き、ローションの音がやけに耳に響く。
タカさんのセリフとその卑猥な音に、羞恥で頬が熱くなる。
「うぁ・・・あぅ、んっ・・・あっ」
タカさんの指が、後孔の奥の前立腺を掠め体が快感に悦び跳ねる。
先走りのカウパーが溢れ、熱く猛った先端から零れ垂れる。
「スゴい。ゆうと、めっちゃ濡れてる・・・ココ、そんな気持ちい?」
タカさんはそう言うと、イイ所ばかりを重点的に責めたてる。
「やっ、やぁ・・・っ。タカさん、そんなにし、たら・・・もう・・・っ」
「後ろだけでイッちゃう?ゆうとは随分やらしい子になったね。かわいい。」
ぐちゅっぐちゅっ。
音が・・・タカさんの声が・・・やけに響く。
タカさんの唇が頬に落ちる。
皮膚だけでなく、聴覚まで敏感になってしまったのだろうか、音が・・・っ。
「やぁー・・・タカさんっ。もう・・・」
たまらず、タカさんにすがりつく。
「一回、イッちゃいな?」
「や、んっ・・・あ、ああぁぁぁっ」
どくどくどくっ。
音さえ聞こえてしまいそうなほどの勢いで、白濁とした欲望を吐き出す。
「ゆうと、最近溜まってた?すっげー量。飛んじゃってるよ?元気だねぇ~」
はぁはぁと、乱れた呼吸を整えるので精一杯で、俺はただ悦楽の余韻にひくひくと体を震わせるしか出来ない。
「味も濃いのかな?」
タカさんの指が口に入れられる。
広がる生臭い苦味に、自分が出したものだとすぐわかる。
嫌悪感は多少あるが、吐き出す程でもない。
「おいし?」
決して美味しくはないのだが、俺はタカさんの指を夢中でしゃぶる。
そうして舐めしゃぶっていると、だんだんとまた体の芯が熱く昂ってくるのを感じた。
・・・おしりが、疼く。
指なんかじゃない、タカさんの熱い逞しいモノで、はしたなく口を開けた俺のソコを満たして欲しい。
「ゆうと、ほんとに・・・エロい」
タカさんの声は、欲望で低く掠れていて、とてもセクシーだった。
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