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妊娠が確認され、敦巳、美月は組長にいの一番に報告し、直ぐ披露目の日取りが組まれ始めた・・
つわりが落ち着いてからと言う事で妊娠4ヶ月目に入ってからとなった・・
組長に報告し終えた敦巳と美月は離れの家で話していた・・
『ふふっ・・ここに美月様の子がいるんだね・・』
『敦巳に子胤を注ぎ続けたかいあったな・・でも敦巳、学校どうする?』
『ん~、9ヶ月目までは頑張って通おうと思ってるけどさ、学校の中は俺を狙う蠅がいるような気がするんだよね・・・』
『そうか・・・ん~ 教室内を入れ替えるか・・・』
『えっ?いいの?』
『ああ。いいんだ。敦巳に何かあったら困るし?まして妊婦だしな?あ、制服・・敦巳専用を作らせとくからな?』
『ん。愛してます・・あなた❤』
『ああ。俺も愛してるよ 奥さん❤』
妊娠が発覚した日の次の日・・・
『無理は駄目だからな?敦巳・・』
『ん。昼ご飯は食べれなさそうだから、昼休みになったら帰るけどいい?』
『ああ。帰ってきたらゆっくり寝てろ。食べれそうなもん作らせるからな?』
敦巳は朝ご飯に バナナとリンゴのスムージーを飲んだだけだった・・・
敦巳は鞄を持ち、車に乗り込み龍宝高校に向かった・・・
『敦巳、大丈夫かな?』
『若、大丈夫です。昨日 幹部に連絡し、理事長にも連絡済みですので箝口令が敷かれてる筈です。』
『手筈が早いな。流石俺の補佐・・・』
『ふっ・・暴走族時代は頭の切れる副総長でしたからね。若は俺の考えを尊重し動く総長でしたね・・・今は敦巳さんを大切に溺愛する若頭に豹変しましたね・・・・』
『知るか。俺の唯一無二は一生敦巳だけだ!』
『ふっ・・・さぁ、披露目に呼ぶ枝の組などの資料が届いてますので確認して下さいね?』
『ああ。組の娘は呼ぶなと言ってあるだろうな?』
『言ってありますが、披露目では何かあるときありますし・・・』
『チッ・・だから組の娘は信用ならねぇんだ。』
颯生と美月が話していたその頃、敦巳は・・学校に着き 幹部と共に教室に入って座っていた・・・
『原田さん、周りの人が変わってますね?』
『ああ・・先代から敦巳さんの体の事聞きましたので 香水臭い女共は変わって貰い、許可無く香水をつけた人は転校して貰うと通達してあります。』
『颯生さんから連絡あったんだ?』
『はい。おめでとうございます』
『ふふっ・・・ありがとう。9ヶ月目までよろしくね?』
『はい。後・・・総長が敦巳さんに食べれそうな昼ご飯を用意してあると言っておりますが・・・』
『金倉さんが?』
『ええ。おじやって言うご飯です。食べれそうかわからないから昼休みになる前に温めておくそうで溜まり場に1回寄って欲しいそうです』
『わかりました。行きます。』
『連絡しておきます。』
原田さんは直ぐ総長に連絡した・・・
敦巳は香水臭い女共がいないお陰で吐き気がないまま 勉強をして、トイレに行くにも護衛が着き・・何事も無く昼休みになった・・
『敦巳さん 行きましょう』
『はい。金倉さんが作ってくれるなんて申し訳ないな・・』
『敦巳さんの体を考えて嗜好試作したいからですよ・・・』
『ふふっ・・助かります。』
溜まり場に着き、座った敦巳の前に温かいおじやが置かれた・・
『どうぞ・・』
敦巳は蓋を開けると・・『わぁ・・・これなら大丈夫かも・・頂きます。』といい、レンゲですくい、ふーふーと冷ましてから食べると・・・・『凄いっ!金倉さん、これなら食べれるかも!でもちょっと残すかも・・ごめんね』と言うと金倉さんは『いえ、大丈夫ですよ。明日も良かったら作りましょうか?』と優しい表情で話してくれた・・
『ふふっ・・明日もよろしくね?金倉さん』
敦巳はおじやを食べた後 迎えに来た組の車に乗り帰ってった・・・
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