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愛してるの一言で5
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放課後の部活でも
皆に元気がなく、スパイクもできなく
レシーブもミスって、サーブもネットに越えなかった…そのミスを起こさせたのは俺だと…
俺自身なんだと思った…そしたら…罪悪感が
凄かった…いつもだったら
「お前ら!しっかりしろよ!」
でも…今回は言えない
俺がこの空気を作ってしまったからだ
でも…
「お前らー!!!やる気あるのか!!
スパイクもレシーブもサーブもできなくて!
大会で青葉城西に勝てると思ってんのか!」
…この声は…旭だった
いつもはマイナス思考の旭だった…でも
前いろんな親から俺が責められてる時も
今もこんな事を言ってくれた…
全「す、すいません!!」
俺はまた助けられた…
「旭ありがとう」
「ん?別に//」
旭は強くなった…俺は?
俺は旭みたいに強くなれない…
皆…こんな主将でごめんな
ーーーーー
ーーー
ー
その日の夜はまた菅がでてきた
今度はなぜか泣いていた
俺に向かって大声で叫んでいた
「聞こえないぞ…菅」
「ーーーー!!!」
「菅」
「ーーーー!!!」
ごめんな…多分俺を責めてるんだろ?
いいよ…菅には責められても何も言えない
「菅…責めてもいいぞ俺を」
それを言うと…菅はビックリした顔でまた
泣き始めて叫びだした
「大地はなんでーー!!!」
「!?」
俺は最後に聞こえた…でも途中で
聞こえなくなり…また朝がきた
最後はなんて言ったんだよ…菅
〜朝〜
部活は元気を取り戻していた
「よかった」ボソッ
俺のせいで皆が元気にならないのは
悲しいからな…
大会まではもう少し…頑張らないと
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