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漂
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「ぁ、あ、…静。」
啜り泣きながら、オレは股の間にある静の頭を両手で包み込んだ。
「も!あか、…ぁっ!はぅ、…ぅ。」
いつもに増して、早くイッたオレは、静にむしゃぶりついた。
「そんな馬鹿力を出すな。、動けないだろう。」
不満そうな言葉もスルーして、ますますピッタリ貼り付いた。
触れてるだけでも、気持ちが良うて、小さく何度も身震いが出た。
「和泉。寒いのなら、風呂に浸かった方が良い。」
オレは無言で首を横へ振った。
「あんな、…自分でもよう判らんねんけど。ちょっとも、静と離れたないねん。なんや、隙間がこわい。…こわあて、どないもしゃあないねん。…どないしよ?」
グズグズ泣き出したオレを、あやすように、静は黙って頭や背中を撫で、涙を拭ってくれた。
「困ったやつだ。これからギリギリまで、貪ってやるつもりだったのに。」
「ええで。うううん。して、欲しい。もう、静が欲しいて…メチャメチャ、切ないねん。」
「ああ…また、おまえというやつは…。」
眉間を押さえて、低く唸った静は、荒々しくオレにのしかかった。
(連れてって欲しい。)
(静の傍がええ…。)
そう言う代わりに、オレは舌を絡めながら、おずおず脚を開いた。
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