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スーツ姿の彼(10)
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車を走っている途中で気づいたのだが、家の場所はわかっても鍵の場所がわからない。
声を掛けてみても、起きる様子はない。
仕方なく、自分のマンションに連れて行くことに。
「よいしょ、っと」
起きないのでそのままベッドに寝かせ、冷房を付ける。
部屋の中は湿度が高く、暑い。
彼も汗をかいていた。
(服…どうするか…)
彼の額あたりにはうっすらと汗が浮かんでいる、
ので、
結局着替えさせることに。
しょうがない。だってこのままだったら気持ち悪いだろう。
自己暗示するように数回確かめてから、服を脱がす。
服は汗で少し濡れていた。
体を軽くタオルで拭いてやる。
起きる様子は全くないので、遠慮なく。
綺麗な肌…
いや、違う違う。これは親切心からだ。
ダメだダメだ。
自分の興味本位で着替えさせたか、と問われたらNoとは言えないのが現状なのだが。
無事、着替え終わった時には自分の体にはぐっしょりとシャツが張り付いていた。
(…シャワー浴びて寝よう)
シャワーを軽く浴び、ベッドは彼に占領されているため、地面に布団を引いて寝転がる。
…寝れない。
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