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ハーフ
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俺は適当な服に着替え父さんに、
俺少し出掛けてくるねっと言い家を出た。
家を出る時父さんが行かないでっと
言っている顔をしたが俺は無視した。
どこに行こうかと思い学校の近くに行こうかな?
っと思い俺は電車に乗った。
電車は昼の12時半のせいか人が少なく、
珍しく椅子に座れた。
そして、目的地に電車がつき俺は電車をおりた。
少しだけ風が暖かくなってきたな…
そして、適当に歩き出した。
歩き続けていると、住宅街からビルが沢山ある
場所についた。
この辺は会社が多いのか…
そして、すぐそこに小さい公園があった。
昼の時間帯なので子供もいなく静かだった。
俺は近くのベンチに座り、
ふぅっと一息つき休んだ。
「花火野君、つーかまーえた…」
後ろから怪しげな越えが聞こえた。
俺は驚き、バッっと振り返った。
そこには見た事あるような男がいた。
すると、その男はいきなり笑い出した。
「あははは、花火野君何その顔wめっちゃ怖がっ
てるね、もしかして怖がり?w」
男は笑いながら言った。
俺はその声を聞いて誰だかわかった。
「も、もしかして小田さん?」
俺がそう訪ねると、うん♪っと言った。
小田さんは撮影の時に付けていたサングラスを
付けていないので分からなかった。
「小田さんサングラスは?」
俺は小田さんに言った。
「んー?サングラスは撮影の時にしか付けない
よー。撮影する時って眩しいじゃん?それでサ
ングラス付けてるけどプライベートでは付けて
ないよー」
小田さんがいつもの能天気な口調で言った。
なるほど……
「サングラス付けてないんで最初わからなかった
です…あれ?小田さん、もしかしてハーフですか?」
俺は驚いた顔をしながら小田さんに言った。
サングラスを外している小田さんの目は日本人
の目ではなく濃ゆい水色でアメリカ人ぽかった。
「そうだよー、小田さんアメリカ人と日本人の
ハーフなの」
小田さんがニコッと笑いながら言った。
小田さんの目、綺麗だな……
「あ、そういえば、なんで小田さんこんな所にい
るんですか?」
俺は小田さんに言った。
すると、小田さんは俺の隣に座った。
「いやー、人と待ち合わせでここの前を通ったら
花火野君がいたのが見えてね♪」
小田さんは俺を見ながら言った。
そうなんですかっと俺は言った。
「花火野君こそなんでここにー?」
小田さんがクエスチョンマークを
浮かべながら言ってきた。
「いや、暇だったんで何となくこの辺に来て疲れ
たんで少し休んでました」
俺は小田さんに言った。
そうなんだぁーっと小田さんは言った。
小田さんと話していると、
何も考えずに楽でいられるなっと俺は思った。
「ん?てか、待ち合わせって…こんな所にいて大丈夫
なんですか!?」
俺はベンチから立ち上がって小田さんに言った。
するとニコッと笑って、大丈夫♪っと言った。
本当に大丈夫かな……
俺は苦笑いをした。
「んじゃ、花火野君も一緒に来るー?」
小田さんは少しニヤッとした笑顔で言った。
いや、なんで……?
「俺もいってどうするんですか…」
俺は呆れた顔で言った。
すると、小田さんはニコッと笑った。
そして、ベンチから立ち上がり
俺の手を掴んで歩き出した。
「え、ちょ!?」
俺は訳が分からなかった。
「アイツに花火野君を合わせたいって思ったから
少し付き合って♪花火野君もアイツに会ったら
ビックリするよー」
小田さんが俺を掴んで歩いたまま言った。
「はぁ!?ちょ、小田さん!?」
俺は小田さんの手を振り払おうとしたが
小田さんの手はビクともしなかった。
力強過ぎだろ…!
すると、小田さんは俺の方を振り返り、俺を見た。
「んじゃ、この前撮影所で僕の鼻にキスしたお詫
びに付き合って♪」
小田さんが笑顔で言った。
それを言われたら俺何も出来ないじゃん……
俺はため息をつき、わかりましたよっと
諦めた顔で言った。
この人結構タチが悪い…
そして、俺は小田さんに手を掴まれたまま、
小田さんの後をついて行った。
そういえば、アイツって誰だろ……?
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