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感覚
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ピンポーンという突然の音に一瞬体が強ばる
そして、インターホンだと理解すると玄関へ向かった
「朝早くからごめんね…って!え、ちょっと大丈夫!?」
俺を見るなり「顔色悪いよ!?」とか「どーしたの!」って大きな声を出す
「……静かに、して」
頭に響く音に、ついそんなことを言ってしまう
「あ、ごめん。これ、服持ってきたんだけどさ。体調悪そうだね。部屋入ってもいい?」
なんで体調が悪いと部屋に入るのかと思いつつも、断る理由もないので部屋に入れる
「寝室はどこ?」
「あっち。」
「布団はこれだけ?」
こく。と頷けば、ちょっと布団持ってくる!と部屋を出ていった
どうしようかと、とりあえずその場に座る
「結ー、聞こえる?」
「……ぁ、何。」
いつの間にか戻ってきた鈴に話しかけられていた
「ベッドに移動しよ?」
立つのを手伝われ、ベッドに横になった。すると、大きくてふわふわしてる布団をかけられる
「これなら少しは温かくなると思うよー」
「…ありがと」
「いいの。それよりどうしたの?熱は高いのに体凄く冷えてる」
「…昨日、熱くてシャワーを水で浴びたら寒くて、分からなくなった…」
「結ー、熱ある時にそれはだめだよー。…結構辛かったんじゃない?」
前髪あげてー。と言われ、前髪を上げれば冷たいものが貼られる
「…寒いから、要らない。」
「大丈ー夫。体は温かくしようね」
そう言うと寝室から出ていった
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