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二人の時間 …2
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「いや、やっぱりなんでもない」
「ええっ?なにそれ〜」
「うーーん。…言っても怒らない?」
雅治さんがニヤリと笑う。
「ええっ?なに?その女の人から、どっか変なとこ触られたとか?」
それで…俺だったらいいのに…って思ったの?
「…ミニスカート」
雅治さんがポツリと呟いた。
「?」
ミニスカート?
俺が首をかしげると、雅治さんが俺の内腿にスルリと手を這わせた。
っ!…ん。
「陸がミニスカートで隣に座ってたら、俺、人前でも我慢できないだろうな…って」
「〜っっ!」
なにそれ!
雅治さんのエッチ!
そんなこと考えながら、時間潰したの?
てゆーか…人前で、って…
「あ…じゃあ、そのミニスカートの人の脚、ジロジロ見てたんだ?」
想像した事が恥ずかしくて、つい、雅治さんを責めるようなことを口走る。
「見てないよ。陸の脚以外、興味ないし」
そう言って、内腿に置いた手を、足の付け根へ滑らせた。
っ、あ…
「…ホント、にー?」
「ホント。まぁ、スカートは見たけど…って結果、脚も見たことになるか…。丈がこの辺で…。あぁ、こんな陸が隣にいたら、人前でも俺ヤバいなー…って。いや、それ以前にそんな陸は誰にも見せたくないけど」
「っ」
ん、っ。
雅治さんが、あそこに触れるか触れないかのところを撫でる。
これくらいで感じてるって思われるのが恥ずかしくて、声は抑えてるけど…
ちょっと、ヤバ…
「…とりあえず、着替えついでにシャワー浴びて来ていい?何か匂いが気になってきた」
雅治さんがそう言って、俺に口付けた。
そして内腿の手を俺の股間に持ってきて、やわりと揉んだ。
「…っん!…う……ぅんん……んん〜!!」
さっきから触れられる事を期待していたソコは、直ぐに熱を持った。
だんだん激しくなる手の動きに、心の準備が間に合わずに思わず抵抗する。
「俺がシャワー行ってる間に、寝ないようにと思って」
唇を離した雅治さんが、ニヤリと笑う。
「ん、やっ!…寝ないよっ!」
「ふっ」
もう一度、チュッと音を立ててキスをしてから、雅治さんがシャワーに消えた。
雅治さん、俺のミニスカート想像してたの?
外で?どんな顔で?
もぅ……ホント、エッチだよ…
あぁ、半勃ちのココ…どうしてくれるんだよー…
そう言えば昔、俺のことで色々妄想したみたいなこと言ってたよね?
もしかして…雅治さんってかなりのムッツリ⁈
そんなことを考えながら、一人でワインをチビチビ飲んだ。
10分もしないうちに雅治さんがシャワーから戻ってきた。
Tシャツとスウェットっていう、ゆるい格好なのに、カッコ良いのはズルい…
あ、ちなみに俺も、似たような部屋着に着替えてます。
「早かったね〜」
「ん。…陸の酒のペースも早いみたいだけど?」
あれー?
言われてみたら、もうボトル半分以上なくなってる。
ちょっとフワフワ良い気分。
「えへへ。だって、雅治さんの買ってきてくれたワインが美味しいんだもん」
雅治さんが頭を拭きながら俺の隣に座る。
俺の手からグラスを取り上げて、それを飲み干した。
「あ…」
取り返そうと手を伸ばすと、そのまま腰を引き寄せられてキスされた。
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