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朝、目を覚ますともうリカちゃんはいなかった。
昨日押しかけるように家に上がり、セックスをして1人で先に眠ってしまったのか…。
もしかしたら、リカちゃんはまだ仕事が残ってたのかもしれない。そう思うと少しやり過ぎたかも…と反省した。
リビングのテーブルにサンドイッチが置いてあって、リカちゃんが用意してくれたのだと知る。
俺よりも遅く寝たはずなのに、俺より早く起きて朝飯まで用意してくれたリカちゃん。
「理想の旦那」
思わず出た言葉に誰もいないのに周りを見回し照れた。
リカちゃんが用意してくれたサンドイッチを食べ、自分の家に戻る。
制服に着替え軽く髪を整えた後家を出た。
玄関の鍵を閉めると同時に、ポケットに入れていたスマホが震える。
リカちゃんからの着信だった。
「はい」
『おはよう。もう家出た?』
「いや、今出るとこだけど…」
『なら丁度良かった。忘れ物したから持ってきてほしいんだけど』
こういう時、お隣さんって便利だ。
ましてや合鍵があるのだからそんなの朝飯前。
リカちゃんに言われたUSBを持って学校へ向かう。
いつ渡そう…そんな事を考えながら、それを眺めていれば教室の扉が開きリカちゃんが入ってきた。
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